正華工場直売誕生秘話

正華工場直売 誕生秘話

毎週土曜日にお待ちしています!

正華工場直売は毎週土曜日の13:00~15:30の2時間半の限定営業!

高級中華料理店などにも卸す点心を工場直売しています。
ご家族揃って、ご自宅で本格中華をお楽しみください。

正華って何の会社なの?

私達正華は、横浜中華街を中心に、横浜市内の中華料理店やホテル。遊園地などのアミューズメント施設、またデパートの祭事やイベント事などに中華麺、中華まん、中華点心を卸しております。

世界最大級のチャイナタウンがある【中華の本場・横浜】でも、中華麺、中華まん、中華点心のすべてを1つの工場で製造しているのはとても珍しいことなんです。

【正華工場直売開店!】そのきっかけは?

毎朝、できたての中華麺や中華点心を、お店にお届けする為、配送車に積み込んでいます。

卸先に配達するために配送車へ積み込んでいます

それを見ている近隣の方が「売ってくれないか?」と工場の事務所に直接起こし下さることが頻繁にありました。

しかし、完全受注生産の弊社は、出来立てを、お店にお届けすることを強みにしているため、
当日飛び込みで来られた方へ販売する商品の在庫は持っていません。

また、一般のお客様へ食品を販売するには、ラベルや表記、個包装の問題もあります。

その結果、せっかく来てくださった近隣の方へ、お断りをしなければいけない状況でした。

そんな折に迎えた、2006年の正華創立30周年。
今から16年前のことになります(2021年時点)

この大きな節目の年に、何か弊社が皆様に喜んで頂けることはできないのか?
そんな強い思いを形にしたのが【正華工場直売】でした。

四半世紀以上の間、【横浜の中華】を裏方としてずっと支えてきましたが、創立30年目にして初めての試み。

一般のお客様への販売、工場直売。

製造卸のノウハウはあっても、自分たちで販売するというノウハウは一切ありません。

開店当初は、本当に試行錯誤の連続でした。

開店当初の店長渡辺・・・まだ若い
開店当初の店長渡辺

しかし、ここでも温かいお客様に支えていただきながら、少しずつ【お客様に喜んでいただける工場直売】を作り上げていきました。

予てから近隣の皆様からご要望があった工場直売をスタートさせました。

【駐車スペースでの週1回・2時間半の限定営業!理由は2つ】

限定営業の理由① なぜ外なの?

開店当初から変わらず、正華工場直売を営業する目的は、地域の皆様に喜んで頂く為です。

2006年 開店初日の工場直売の様子
2006年開店初日の正華直売

正華工場直売は、良い意味で、お店ではありません(笑)

普段は工場の駐車場スペースに、食堂から降ろしてきたテーブルと最低限の冷凍冷蔵シューケースを並べただけの売り場です。

開放的にすることで、近隣の皆様が立ち寄りやすい状況を作りたいとこの様なスタイルで始めました。

また、目的は【近隣の皆様との繋がり】であり、喜んでいただくことです。

時間を決めて、外で開放的に直売会を開くことで、近隣の方が気軽にお越しいただける場を作りたいと考えてた結果、外での限定営業となりました。

2021年直売の様子

2021年時点での直売の様子

毎週土曜日の2時間半限定営業!15年たった今でも、【地域の皆様との場】は続いています。

限定営業の理由② 土曜日の13:00~15:30の理由

工場直売をスタートすることは決まりましたが、私達は製造卸業ですので、毎日、お客様から注文が入ってきます。

工場直売を始めるからといって、今までの製造がなくなることはないので、正直毎日の営業は難しい・・

では、どうするか?

1週間のうち、どの時間帯が製造が調節ができて、時間を取れやすいか?
1週間のうち、どの時間が1番【配送車】が駐車場に駐車していないか?

普段は本社工場前に配送車が止まっています

(普段は駐車場に配送車が止まっています)

そう考えた時に、必然と出てきたのが【土曜日の13:00~15:30】だったのです。

【販売員は製造員】他店と比べると弱み?を魅力に

正華工場直売の販売スタッフは、製造現場で働いている製造スタッフです。

一般的には、販売スタッフと製造スタッフって別れてますよね?

でも、正華工場直売は、ベテランから若手まで、製造しているスタッフが売り場に立っています。

そのため、一般的なお店の接客レベルからしたら低いかもしれません。

一見、そこが弱みとなりそうですが、私達は、そこが強みだと思っています。

自分達で丹精込めて作った点心を、自分で販売出来るのですから。

やはり他店様とは【販売に対する想い】が違います。

また、お客様からのご質問も、製造者なので、的確にお答えすることができます。

製造責任者が売り場に立つこともあります


実は、正華工場の中には、製麺工場、中華まん工場、点心工場と、3つの工場がフロアで別れており、その3つの製造スタッフが、売り場に出ていますので、お客様からのご要望やご指摘を直にいただける形となっています。

創業から長年の間、プロの料理人をお客様にしていた弊社にとって、一般のお客様の生の声は、本当に貴重な財産となっています。

お客様にとっても、私共にとっても【直に意見交換】ができることは工場直売の醍醐味であり、私達にとっては、本当に、欠かすことのできない場となっております。

【幻の工場直売】とよばれて

【近隣の皆様に喜んで頂きたい】とはじめた工場直売ですので、

大きな宣伝告知は一切行いませんでした。

本社前に、手書きのポスターを貼ったのと・・・

工場直売を始めた当初の手書きポスター

 

本当に近隣のご自宅にチラシを配らせていただいただけです。

なので、毎週土曜日の2時間半というのは、近隣の方にしか知られていません。

正華本社工場の前には、国道16号線という主要道路が通っています。

しかし、私共は裏方として、営業しているため、本社工場自体も、目立つ外観ではありません。

また、中華街や、市内全域への配達拠点としての立地なので、一般のお客様がご来店しやすいような駅近などでもありまん。

言われなければ目立たず、そこが【食品工場】とはわかりません。

そんな折にたまにできる人だかり。

人だかりができていたと思ったら、それは2時間半で消え、通常の工場の駐車場に戻る。

毎週土曜日の2時間半だけできる、謎の人だかり・・

おかげさまで行列ができるほどになりました


突然現れては消える【幻の工場直売所】とよばれるようになりました。

私達からしたら、突然でも何でもないのですが、【さっきは人だかりができていたのに、帰りに通ったら駐車場になっていた。それが1時間くらいの話だよ】とお問い合わせが来るくらい、見る人によっては不思議に思えたのだと思います

また、その当時は、今ほど【工場直売】って他の企業さんはやっていなかったので、珍しかったかもしれません。

正華工場直営!工場直売好(ハオ)開店秘話

お陰様で、土曜日の2時間半の工場直売には、多くのお客様にご来店いただけるようになりましたが、多くの新しいお客様から【土曜日の13:00~15:30の2時間半には行けないよ!!】という声が寄せられました。

2時間半の営業では込み合うことも多々あったことから・・・


地元のお客様にも、遠方から遥々ご来店いただくお客様にも、
本当に満足していただくにはどうしたらいいのか?

そこで、弊社直営の工場直売所【工場直売好】を磯子区上中里で開店致しました。

正華直営 好工場直売 磯子店

現在、工場直売好は磯子店、井土ヶ谷店、泉店が営業しています。
また、全国からもご注文を頂く為、ネットショップも営業中です。

正華直営 好(ハオ)工場直売ネットショップ